マジェスペクター考察③プレイング論
こんばんは。書いてる時間が夜なのでこんばんは。
前回前々回とマジェスペクターの強み弱みについて書いてきたのでそろそろ本題の
プレイングについて書こうかと思います。
あくまで僕の経験から編み出したプレイング論なので参考になるかはわかりません。
今回は「マジェスペクターを回す上での考え方」です。
細かいテクニック等はまた別の記事に書きます。(後で思いついたものも)
では早速。
マジェスペクターを回す上での考え方。結論で言うなら
【いのちをだいじに】
です。
【ガンガン行こうぜ!】
【いろいろやろうぜ!】
という考え方ではなくていのちをだいじに。です
実際はいろいろやろうぜ!位が一番なのかもしれませんが
慣れてないときは徹底的な保守的思考のほうが良いです。
具体的な例から
まずこのようなハンドがあったとします。
ラクーン キャット フォックス マジェサイク 聖杯
フィールド魔法こそ引けてませんがマジェスペクターモンスターを三種類も引いてるので弱ハンとは言えませんしむしろ強ハンといえるでしょう
ここからどこまで回すか人によって違うかもしれません。
一例として
ラクーンNS→スケール5(ラクーンorクロウ)サーチ
スケールに5と2を貼って
キャットorフォックスPSS&サーチ
盤面 ラクーン+キャット(フォックス)
Pスケール 二種
ハンド サイクロン+マジェスペクター(テンペスト)+聖杯
聖杯やテンペストを伏せればかなり固い布陣といえるでしょう。帚さえこなければ。
もう一度わかりやすく言います。この布陣は帚さえ来なければ勝てますが帚をされると負けます。
現代遊戯王において採用率ほぼ100%の羽根帚を後攻1ターン目で引かれる可能性は
およそ15%程度だそうで。
ならば、この盤面の勝率はどれだけ頑張ってもよくて85パーセントということになります。
後攻帚の15%を割り切って勝とうとするくらいなら
マジェスペクターなんて使わずにEMEm使っとけと。
こう思います。
実16人の小さな公認大会でも優勝しようと思えば帚は最低1回は飛んでくると思います。
今日は公認出ましたが4マッチ計9戦中3回帚が飛んできましたし
1マッチに後攻帚二本飛んできました。
先ほどのような盤面を組み上げていたら僕はそこで負けていたということになります。
それでも僕は勝ちましたした。
では実際にあのハンドで僕がどう動いたか
こうです。
ハンド ラクーン キャット フォックス マジェサイク 聖杯
ラクーンNS→クロウサーチ
聖杯・マジェサイクセット
ターン終了
は?
とか言わないでください。
この盤面見た目以上に厄介な盤面で尚且つ帚ビュートされても立て直しが効くんです!
大事なのは次の展開にも繋がることです!
この展開の強さは最低限の制圧力と次ターンの展開を兼ね備えてることです。
相手視点になってみるとわかりやすいかもしれません
ラクーン
正体不明の伏せ二枚
クロウと正体不明のハンド2枚
どう見えますか?
セットカードの2枚のうち少なくともどちらかテンペスト見えませんか?
「伏せられた魔法罠による駆け引き」これぞ遊戯王の醍醐味です。
マジェスペクターというテーマは
どんな赤いカードや青いカードでも
モンスターと共に伏せるだけ脅威に変化します。
僕的に彼らは「遊戯王史上最もブラフを上手く扱えるテーマ」だと思います。
そして前にモンスターが存在する限りその脅威は損なわれませんし、
その前は戦闘を介さないとほぼ除去不可能です。
前を除去してから展開しても既にメイン2
この時点でライフポイントを削り取ることは不可能となります。
実際そういう展開は多く、相手は攻めきれないことが多いです。
逆に、帚決めてからモンスターを踏み越えてワンキルまで行かれることは殆ど無いです。(帚握って強い展開が出来て尚且つ誘発引けてない)
なのでモンスターの耐性とライフポイントを信じていれば案外ターンが回ってきます。
ターンが回ってくればp召喚からガンガンアドを取っていけるので凄まじいアド差をつけていきます。
要するに
長期戦になれば勝てる
↓
モンスター+伏せ だけで案外ライフは守れる
↓
ならば短期決戦の要因となる帚やビュート打たれてのリソース切れをなくそう
↓
必要最低限のムーブだけしかしない。
ということです。
これがマジェスペクターにおいて意識すべき【いのちをだいじに】という思考でした!
回りだしてしまえば帚もビュートもお構いなしにペンデュラムの暴力でアドバンテージを取得して相手を蹂躙出来るマジェスペクター。
このデッキは非常に高いポテンシャルを持っている思いませんか?
次回は
・ユニコーンの強さ
・こんな時はどうする?(プレイング応用編)
・今使ってる構築
のどれかにしようかと思ってます。
希望があればコメントしてくださいな